踊る大捜査線 Wiki
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3
ヤツらを解放せよ!
監督 本広克行
脚本 君塚良一
製作 亀山千広
永田芳男
出演者 織田裕二
深津絵里
ユースケ・サンタマリア
柳葉敏郎
伊藤淳史
内田有紀
小泉孝太郎
北村総一郎
小野武彦
斉藤暁
佐戸井けん太
伊集院光
稲垣吾郎
岡村隆史
小栗旬
小泉今日子
音楽 菅野祐悟
主題歌 Love Somebody-CINEMA Version Ⅲ-」
織田裕二
編集 田口拓也
製作会社 フジテレビジョン
配給 東宝
公開 日本の旗 2010年7月3日
上映時間 141分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 73.1億円[1]
前作 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
次作 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
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キネマ旬報
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(おどるだいそうさせん ザ ムービー スリー ヤツらをかいほうせよ)は、2010年7月3日に公開された日本映画である。 テンプレート:ネタバレ

概要[]

フジテレビ製作の連続テレビドラマ『踊る大捜査線』の劇場版第3作。呼称はOD3。前作から7年ぶりで、スピンオフ映画である『交渉人 真下正義』および『容疑者 室井慎次』を含めると5年ぶり、シリーズ全体から見れば2007年の『警護官 内田晋三』以来3年ぶりの作品にあたる。

レギュラーメンバー織田裕二[2]深津絵里佐戸井けん太小林すすむの4人はスピンオフの劇場公開作品には参加していないため、前作以来7年ぶりの踊るシリーズへの出演となった。

撮影は2010年1月6日から3月15日まで行われた。2004年に逝去したいかりや長介が演じた和久平八郎は病死した設定となっており、本編上においては過去作でのいかりやの音声による和久平八郎のセリフが青島の行動のSE(心の声)として流れるシーンがある(事実上のライブラリ出演)。そして本作では彼の甥っ子に当たる伊藤淳史演じる和久伸次郎が新たに登場する。

また、ドラマシリーズ第1話からの全ての本編と「交渉人 真下正義」にも登場した柏木雪乃は産休中という設定で、スペシャル版から登場しスピンオフ映画にも登場した新城賢太郎も今作では登場せず、それぞれを演じる水野美紀筧利夫は出演していない。製作側の事情として、水野が所属事務所バーニングプロダクションから独立し、代わりにスピンオフドラマ「湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」に主演した内田有紀が同事務所所属に復帰したため、内田が今作への出演を果たしている。

副題の「ヤツら」とはドラマシリーズから前作までに登場した青島が関わった事件の犯人達のことを示している。なお、本作では音楽担当が前作までの松本晃彦から菅野祐悟に変更されている。ただし、メインテーマを含む幾つかの曲は松本が書いた楽曲がそのまま、またはアレンジされて使用されている。

劇中の設定では、3月31日の新湾岸警察署開署式を目前に控えた2010年3月28日から30日までの3日間に8つの事件が発生する。主人公青島俊作の係長への昇進、旧湾岸署から新湾岸署への引越し、新しいメンバーの増加等、7年の期間が過ぎた分、これまでのシリーズ作品から継続された方向性の作品ではなく、テーマを再設定し直した「新・踊る大捜査線 第1話」のような位置づけとして製作されたという[3]

興行成績[]

全国447スクリーンで公開。大量の宣伝展開と前作からの期待が奏功して、初日2日間で興収9億7,199万3,450円、動員は70万7,399人で週末興行ランキングで第1位を記録した[4](ちなみに興行収入173億円を記録した前作の公開初日2日間は興収12億4,400万円であった)。更に公開第3週にあたる17日間で動員300万5,883人[5]、公開5週目で動員400万人、興行収入52億円を突破[6]、公開第10週目で興収70億円を突破している[7]。最終興行成績は73.1億円となり2010年度興行収入邦画第3位となっている[1]

ストーリー[]

2010年3月28日。湾岸署は3日後の新湾岸署の開署にむけて、刑事課強行犯係の係長・警部補となった青島俊作の指揮の下、引越しの準備で騒然となっていた。

引っ越し作業の最中、管内でバスジャック事件とネットワークで管理された金庫がクラッキングでこじ開けられた銀行強盗事件が立て続けに発生。青島やすみれがそれぞれ現場に急行するが、どちらも「何も盗られていない」という妙な共通点があった。その矢先、引っ越し業者の人材派遣登録スタッフに扮した若者達に、引っ越し中とはいえなぜか警備されていない新湾岸署の武器庫から拳銃を3丁盗まれてしまう。

やがて盗まれた拳銃によって射殺された遺体が発見され、青島は所轄と本庁の調整役の鳥飼管理補佐官とコンビを組むことに。真下の後任の交渉課課長となった小池は、被害者がプレイしていたオンラインゲームを通じて犯人に接触。そこで犯人は、かつて青島が逮捕した犯罪者9名を解放させることを要求。それが飲めなければ盗んだ拳銃でさらなる無差別殺人を行うと宣言する。一方、警察庁では官僚達が会議室で事件の対策にあたることになるが、その中には警察庁長官官房審議官となっていた室井慎次がいた。あくまでテロに屈せず、現場を信じることにこだわる室井だったが、利害のみが交差する政治の場で正義と犠牲の狭間の選択を迫られる。

一方、青島は健康診断を担当した病院の医師から胸部に腫瘍が発見された可能性があることを伝えられ、気力を失ってしまう。後に誤診だったことが明らかになり、青島の暴走を懸念する神田署長らに黙殺されるが、和久平八郎の甥でもある新人刑事・和久伸次郎が持っていた「和久ノート」に記された教えに初心を思い出した青島は再び「死ぬ気で」事件へと立ち向かっていく。

犯人の真の目的が明らかになる中、犯人の策によって新湾岸署が封鎖され、すみれや真下ら署員達は、引っ越し業者と共に要塞となった建物の中に閉じ込められてしまう。さらに犯人は署内に設置した毒ガスを散布すると宣告した。そして青島の「命がけの捜査」は、唯一解放された犯罪者で、事件を背後で動かしていた日向真奈美と再び一対一での対決へと展開することになる。

登場人物[]

詳細は踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧を参照

湾岸警察署
  • 青島俊作(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係係長・警部補) - 織田裕二
  • 恩田すみれ(警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係・巡査部長) - 深津絵里
  • 真下正義(警察庁長官官房付・警視(新・警視庁湾岸警察署長)) - ユースケ・サンタマリア
  • 和久伸次郎(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査部長) - 伊藤淳史
  • 篠原夏美(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査部長) - 内田有紀
  • 緒方薫(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査部長) - 甲本雅裕
  • 栗山孝治(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査(媒体によっては巡査部長) - 川野直輝
  • 王明才(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・研修生) - 滝藤賢一
  • スリーアミーゴス
    • 神田総一朗(警視庁湾岸警察署長・警視正) - 北村総一朗
    • 袴田健吾(警視庁湾岸警察署刑事課長・警部) - 小野武彦
    • 秋山春海(警視庁湾岸警察署副署長・警視) - 斉藤暁
  • 魚住二郎(警視庁湾岸警察署警務課課長・警部) - 佐戸井けん太
  • 中西修(警視庁湾岸警察署盗犯係係長・警部補) - 小林すすむ
  • 森下孝治(警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係・巡査部長) - 遠山俊也
警視庁刑事部
  • 一倉正和(警視庁刑事部捜査一課管理官・警視正) - 小木茂光
  • 鳥飼誠一(警視庁刑事部捜査一課管理補佐官・警視) - 小栗旬
  • 小池茂(警視庁刑事部交渉課課長・警視) - 小泉孝太郎
  • 倉橋大助(警視庁刑事部交渉課(交渉人補)・警部補) - ムロツヨシ
  • 木島丈一郎(警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係<SIT>係長・警視) - 寺島進
  • 浅尾裕太(警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係・警部) - 東根作寿英
警視庁警備部
  • 眉田克重(警視庁警備部爆発物処理班班長・警視) - 松重豊
  • 草壁中(警視庁警備部特殊急襲部隊<SAT>中隊長・警視正) - 高杉亘
警察庁
  • 室井慎次(警察庁長官官房審議官・警視監) - 柳葉敏郎
  • 池神(警察庁長官) - 津嘉山正種
  • 町屋忠正(警察庁次長・警視監) - 辻萬長
その他
  • 官房副長官 - 大鷹明良
  • 法務省次官 - 上杉祥三
  • 東京都知事 - 阿部秀司
  • リポーター - 皆藤愛子
  • 三井一郎 - 三上市朗
ドラマシリーズ及び前作までに犯人役を演じた人物
  • 須川圭一 - 森廉
    • ゲームセンター窃盗事件で補導された小学生(第1話)。『歳末特別警戒スペシャル』でも登場し、着ぐるみを着た青島にちょっかいを出していた。
  • 田中文夫 - 近藤芳正(出演はなし)
    • 柏木満男(柏木雪乃の父親)殺人で逮捕(第1話)。本作の時点では既に刑務所を出所している。
  • 野口達夫 - 伊集院光
    • ストーカーで逮捕(第5話)。出所後に強盗殺人で再々逮捕され(『弁護士 灰島秀樹』)、現在も収監中だが、精神に異常を来たしているため、解放は見送られた。
  • 岩瀬修 - 布川敏和(出演はなし)
    • 雪乃の元恋人で麻薬密輸で逮捕(第7話)。本作の時点では既に刑務所を出所している。
  • 古田新太(役名は設定されていない・出演はなし)
    • 現金輸送車強奪犯で逮捕(『歳末特別警戒スペシャル』)。本作の時点では既に刑務所を出所している。
  • 鏡恭一 - 稲垣吾郎
    • 強盗殺人で逮捕(『歳末特別警戒スペシャル』)。キリスト教に帰依し、自身の償いがまだ終わっていないとして解放を拒否。
  • 柏田郁夫 - 宮藤官九郎(出演はなし)
    • 放火殺人未遂の実行犯で逮捕(『秋の犯罪撲滅スペシャル』)。本作の時点では既に刑務所を出所している。
  • 坂下始 - 北山雅康(出演はなし)
    • 副総監身代金誘拐で逮捕(『THE MOVIE』)。本作の時点では既に刑務所を出所している[8]
  • 増田喜一 - 岡村隆史
    • 連続婦女暴行で逮捕。吸血鬼の物真似をする(『THE MOVIE2』)。今作では解放される予定だったが、渋滞に巻き込まれ、時間切れで連れ戻される。
  • 日向真奈美 - 小泉今日子
    • 猟奇殺人で逮捕(『THE MOVIE』)。今作では脱獄をするため心酔する若者達を犯行に走らせた主犯格。前作の事件で警察が捕まえに来ない事に業を煮やし自ら湾岸署に出向き死のうとするもその思いを果たせなかったため、今作で旧湾岸署内で殉教死を目論む。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3で犯人役を演じた人物
  • 瀬川クミ - 時東ぁみ

スタッフ[]

  • 監督 - 本広克行 (ROBOT)
  • 脚本 - 君塚良一
  • 製作 - 亀山千広、永田芳男
  • 音楽 - 菅野祐悟
  • オリジナルテーマ曲 - 松本晃彦
  • プロデューサー - 臼井裕詞安藤親広村上公一
  • アソシエイトプロデューサー - 瀬田裕幸上原寿一
  • 撮影 - 川越一成
  • 照明 - 加瀬弘行
  • 美術監督 - 梅田正則
  • 美術デザイン - 棈木陽次
  • 録音 - 加来昭彦
  • 編集 - 田口拓也
  • VFXスーパーバイザー - 石井教雄
  • 選曲 - 藤村義孝
  • 音響効果 - 大河原将
  • キャスティング - 吉川威史
  • 監督補 - 松川嵩史
  • 制作担当 - 加藤誠巣立恭平
  • 脚本協力 - 金沢達也
  • 製作 - フジテレビジョン、アイ・エヌ・ピー
  • 配給 - 東宝
  • 特別協賛 - NTTドコモ日本通運ローソン明星食品

キャッチコピー[]

  • He's back.
  • さらば、湾岸署。
  • 最悪が占拠する
  • 湾岸署、封鎖されちゃいました。
  • SET THE GUYS LOOSE

備考[]

  • 前作、前々作と同じく本作にも他の傑作映画やアニメ作品の模倣が見受けられ、劇中のストーリーや単語、画面上などに、特に黒澤明監督の『野良犬』を彷彿とさせるネタが仕掛けられている。これは監督の本広が自身について「パクリ王」と公言しているため意図した演出とのこと。
  • シリーズでこれまで志や友情を分かち合ってきた青島と室井だが、今作では、織田裕二と柳葉敏郎の共演シーンは極端に少なく、本編のラストでようやく対面する。そこで「室井さん、楽しいですか?」と問いかけた青島に、室井は生意気な口を聞くなという意味の「へっちゃまげな」という東北弁で返すやり取りが描かれている。
  • 今作で登場する和久ノートに書かれている言葉は、前作まで和久平八郎を演じたいかりや長介のセリフそのままである。そのため「なんてな」という和久本人の口癖まで本人がわざわざノートに書き記しているという設定になっている。
  • 劇中に登場する新湾岸署は実在する東京湾岸署に隣接するオフィスビル「the SOHO」の外観が使用された。ロケは同建物が開業する直前に行われたもの。
  • 鳥飼が劇中で負傷するきっかけとなったノートパソコンはPowerBook G3で、『THE MOVIE』で日向真奈美が逮捕時まで使用(雪乃とのチャットに用いる)していたものと同系統である。
  • 公式ウェブサイトの登録会員である「ネットワーク捜査員」へのエキストラ募集が、3事件に分けて行われたが参加回により雨天中止、事前中止、殆ど撮影無しの日程があり参加登録した「ネットワーク捜査員」からは残念がられた。
  • プロデューサーの亀山千広やスタッフ、キャストいわく、本作のテーマは児童虐待事件や保護責任者遺棄致死事件ならびに秋葉原通り魔事件のような巻き添え殺人事件を意識して、「生と死」「もう一度生きる」「(生のための死はあれども)死のための生はない」などという設定があるらしい。
  • オープニングは、従来の映画版とは異なりシリーズの定番楽曲である『RHYTHM AND POLICE』が使われないなど、かつてのTVシリーズの第1話を意識した構成やネタが頻出されている。
  • 副題になるなど今作の重要な要素として、凶悪犯9名の解放を要求するという構成であるが、9名中、5名が刑期を終えて出所していたという設定になっており、その5名は写真のみの出演である。
  • 劇中で小池茂が犯人と交渉する際に使ったオンラインゲームでのIDネーム「クモ」は『交渉人 真下正義』で犯人が乗っ取った地下鉄車両クモE4-600のクモから名付けられたものと思われる。
  • 劇中で使用された備品の一部は大手リース会社 AZ-Sceneのリースであった。
  • TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」のシネマハスラー2010年全映画ランキングでは対象56作品中ワースト5位[9]
  • HIHOはくさいアワード第6位[10]
  • 第七回蛇いちご賞作品賞受賞。
  • 実行犯の須川圭一の職業が「精神保健福祉士」となっているが、仕事の内容から「臨床心理士」の間違いである。また劇中の設定である「23歳で実務経験5年」の者はどちらの資格でも実際には存在しえない(精神保健福祉士は福祉系大卒、臨床心理士は大学院卒以上でないと受験資格が得られない)[11]

宣伝展開[]

  • 実在企業がコラボ・スポンサーとして、NTTドコモ日本通運ローソン明星食品の商品やサービスが本編中に露出する。そのため引っ越し業者は、作品中の架空の運送会社・カエル急便と日本通運が共同で担当する設定になっている。
  • フジテレビ『めざましテレビ』番組内に「快盗愛子」枠が設定され、皆藤愛子軽部真一が撮影現場からキャストインタビューなどを行い新情報を紹介し、織田裕二から青島コートを贈られその場で着せてもらうというシーンや、柳葉敏郎がインタビュー後に立ち去ろうとしてつまづくシーンなどがあり、さらに皆藤自身も実際に出演している。
  • 公式ウェブサイトに、亀P動画として製作・プロデューサーの亀山千広による数分の撮影現場リポート動画が用意され、19回程配信された。
  • 製作期間中より製作部のスタッフルームに監視カメラが設置され、公式サイトで早朝から深夜まで撮影進捗グラフや、編集ルームの模様が中継され、全国と台湾から大量の差し入れが届きその度に、カメラ前に備えられスタッフの感謝メモが添えられた。
  • 公式ウェブサイトで、旧作(『容疑者 室井慎次』まで)から登録している「ネットワーク捜査員」は、個人情報の取り扱いが法令により厳密化したため、個人情報の管理はフジテレビが「フジテレビID」によって行うこととなり、odoru.com側では捜査員としてのプロフィール管理とコンテンツのみを提供する形式に変更された。
  • 撮影現場で盛り上がったというラー油が公式サイトやツイッターなどで紹介されたが紛失したために更に話題になり、グッズとして制作出来ないか検討までされた。
  • 映画公開に合わせて、踊る大捜査線レジェンズとしてテレビシリーズのノーカット版再放送が関東ローカルで実施された。
  • 雑誌ぴあ日経エンタテインメント!、日本映画naviなど各誌が20頁強の特集を組み、ぴあとキネマ旬報社からオフィシャルガイドブックが出版される。
  • 完成披露試写会が予告され、ネットワーク捜査員1150組2300名が6月29日東京国際フォーラムに招待された。
  • 2010年7月27日には邦画で最大の1日で3劇場10回の舞台挨拶を行っている。

関連イベント[]

  • 2010年4月3日には、実在する警視庁東京湾岸署の一日署長、一日副署長、一日刑事課長としてスリーアミーゴスの3人がパレードに出席した。
  • 毎週金曜日夜21時から公式HP内コンテンツ「しゃべる大会議室」にて約2時間におよぶネット生放送「しゃべる大捜査線」(全8回)を実施し、第2回放送で7月2日まで毎週行うことが明らかになり、プロデューサーの亀山が「公開前夜にしゃべるやって翌日舞台挨拶?前々夜祭ってことは7月1日も?寝れないじゃない」という過密スケジュールも発言した。この発言が切っ掛けか、しゃべるの最終回は金曜から木曜に変更され、前夜祭(OD1、OD2、OD3の連続上映+舞台挨拶)は無事金曜日に行われた。なお、公開当日の舞台挨拶には亀山は登壇していない。
  • 湾岸署の署歌が今作で制作され、署歌を使った予告編が、第2回しゃべる大捜査線で紹介されるも「使われることは無い」としながらも(実は本編ラストで数十秒流れる)、署歌を印字した湯呑み茶碗を公式グッズとして制作した。
  • 第4回のしゃべる大捜査線で、プロデューサーの亀山が数日風邪で休んでいたが鼻声で出演し、翌日に監督の本広が自責の念をツイッターに投稿した[12]
  • オフラインイベント「集う大捜査線」として札幌、名古屋、大阪、福岡でネットワーク捜査員の募集が行われ、お手伝いも同時募集した(制服が用意されカエル急便のつなぎが紹介される)、この「集う」では各会場で今まで名前の付いていなかったキャラクターに名前を付けるという試み(ネットワーク捜査員から名前候補を募集)が行われ、爆発物処理班班長、草壁中隊長、秋山副署長、神田署長の正式な姓名が発表された。

書籍[]

  • 『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 完全読本』(ぴあ 2010年6月)ISBN 978-4-8356-1346-8
  • 『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(フジテレビ出版、2010年7月) ISBN 978-4-5940-6255-2
  • 『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!シナリオガイドブック』(キネマ旬報社キネ旬ムック 2010年8月31日) ISBN 4-8737-6710-5

関連項目[]

  • 東京湾岸警察署 - 2008年3月31日の開署式にて『「湾岸署」刑事課強行犯係 巡査部長 青島俊作こと、俳優 織田裕二』の名義で祝電が寄せられ、祝電と連動する形で続編の制作を発表した。劇中のエンドロールに本作品と東京湾岸署とは関係がない旨表示されている。
  • 交渉人 真下正義 - シリーズのスピンオフ映画。木島丈一郎などこちらに初登場した刑事たちが本作にも登場する。
  • 容疑者 室井慎次 - 上記と同じくスピンオフ映画。
  • 係長 青島俊作
  • 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル - 内田演じる交通課時代の篠原夏美を主役にしたテレビドラマ

脚注[]

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
  2. 但し、後述の『係長』で珍しい主人公でのスピンオフ作品を展開
  3. 劇場プログラムより
  4. 公開初日舞台挨拶が全国41カ所の劇場に生中継され、配給の東宝によると上映初回だけで1万人以上が動員と発表された。公開日の興収が5億2,928万3,850円、動員が39万17人、2日目が興収4億4,270万9,600円、動員が31万7,382人。テンプレート:Cite news
  5. テンプレート:Cite news
  6. 映画興行成績ランキング2010年7月31日~8月1日goo映画 2010年8月3日
  7. テンプレート:Cite news
  8. 踊る大捜査線シリーズ内ではないが、『UDON』内でも出所後の様子が描かれている。
  9. ザ・シネマハスラー 2010年 全映画ランキング!(12月18日確定)TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル 2010年12月19日
  10. 毒舌!脱力!2010年のトホホなダメ映画はコレ!映画秘宝はくさいアワード決定!シネマトゥディ 2011年1月21日
  11. このことは当の精神保健福祉士協会からも指摘を受けている。2010年度要望書・見解等・「踊る大捜査線 THE MOVIE3」に登場する精神保健福祉士資格者に係る設定の誤りについて(指摘とお願い)
  12. Twitter/本広克行 2010年6月5日 10:16 2010年7月閲覧。

外部リンク[]

テンプレート:2010年日本週末興行収入1位の映画


ko:춤추는 대수사선#춤추는 대수사선 THE MOVIE 3 녀석들을 해방하라!

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